花月楼 (12 画像)
この茶室花月楼は、萩藩7代藩主毛利重就(しげたか)が、利休の流れを汲む表千家の家元、第7代如心斎の門人、江戸千家の元祖川上不白の献上した花月楼の設計にもとづいて、1776(安永5)年三田尻(防府市)の別邸内に建てたものである。 重就の没後、その寵愛を受けた御茶堂武田休和が9代藩主斉房から貰い受けて平安古(ひやこ)の自分の屋敷内に移築し、その記念に「花月楼之記」を作った。1888(明治21)年品川弥二郎がこの建物を松本橋のたもとの自宅に保存していたものを昭和34年に現位置に移築された。 花月楼形式の茶室は、江戸時代中期に考案された花月式の茶会を催すことができるよう設計されたもので、それには八畳か八畳以上の広間が必要とされている。

●品川弥二郎生誕の地
●松陰神社
●松下村塾
●吉田松陰幽因の旧宅(杉家旧宅)
●花月楼
●薩長土連合密議之處

・山口県萩市椿東1537
公式ホームページ

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