吉岡家長屋 (2 画像)
建物の所在位置は、江戸時代中期の長府屋敷割図に大久保五郎左衛門の屋敷地として記録されている。なお、大久保家は長府藩馬廻として藩の要職に就いていた。
間口3間(5.45m)、奥行6間(10.91m)のこの建物一棟は長屋として用いられたものらしく、建築年は不詳であるが、外観や構造は文化・文政期(江戸時代後期)の特徴をよく残している。また大壁を厚く堅固にした造りなどから城下町特有の防衛的性格が窺える。

・山口県下関市長府宮の内町3-30

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