高瀬家資料館 (7 画像)
ここ高瀬家は、文豪島崎藤村の姉・園の嫁ぎ先で、作品「家」のモデルとして知られている。園は作品「家」に登場する「お種」であり又、「夜明け前」の「お粂」である。 高瀬家は、藤原氏の出で、菊池肥後守則澄(ひごのかみのりずみ)を祖としその後高瀬と改め、則澄より4代目にあたる高瀬四郎兵衛武浄(ひょうえいぶじょう)が大阪冬の陣のころ木曽福島に入りその子八右衛門武声(ぶせい)が山村代官に仕えて以後幕末まで山村家の家臣として代々御側役、鉄砲術指南役、勘定役として仕えた。
大火により土蔵、庭園の一部を残し焼失したものの旧家の風情を今も伺うことができる。
島崎藤村に関わる史料と関所番や生活に関わる道具類が所蔵、展示されている。

・長野県木曽町福島関町4788
公式ホームページ

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