清水屋資料館 (30 画像)
清水屋は島崎藤村の作品「嵐」に出てくる「森さん」(原一平)の家である。清水屋(原家)は島崎家とともに馬籠宿役人を務めていた関係で古くから親しく、特に原一平は藤村との親交深く大正11年8月藤村は長男楠雄を東京明治学院を中退させてふるさと馬籠に帰農させるため清水屋にたくした。
祖先は伊那高遠藩の藩士であったが、1734(享保19)年故ありて木曽馬籠に永住する。初代原弥惣より代々よく勤勉努力し、5代目原平兵衛は組頭をつとめ、6代目平兵衛は若年にして宿役人tなり、明治維新後副戸長となり、明治15年より戸長(村長)として村のためにつくし、7代目原松太郎は郡会議員をつとめ、8代目原一平は30代にして村長となり、村のために尽力した。、
清水屋には藤村の書簡、掛軸、写真などをはじめ江戸時代に宿場として栄えたころよりの文書・書画(尾形光琳、土佐光則、富岡鉄斎)、九谷・伊万里・唐津などの陶磁器、輪島の漆器類をはじめ宿場馬籠の生活文化史ともいえる数々の遺品が2階の資料館に展示してある。

・岐阜県中津川市馬籠4282
公式ホームページ

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