楽寿館 (11 画像)
この建物は1890(明治23)年に小松宮彰仁親王の別邸として建てられたものである。 建築様式は全体的に京風の数寄屋造り(茶室風に造った建物)で、今では数少ない明治時代中期の貴重な建造物である。建築用材も非常に吟味されており、現在では入手困難なものも少なくない。 特筆すべきは、応接用の部屋であった「楽寿の間」の装飾絵画である。幕末から明治にかけての一流の日本画家の競作が一堂に集められており、県指定文化財となっている。
三島市では、小松宮彰仁親王の別邸として使用された由緒と、国の名勝天然記念物に指定されている園内の一部との照合を考慮し、この建造物を文化財として指定した。

●楽寿園

・静岡県三島市一番町19-3
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