男滝女滝 (8 画像)
この滝は、木曽に街道が開かれて以来、旅人に名所として親しまれ、憩いの場であった。滝及び滝壺は、洪水や蛇(じゃ)抜けなどで高さや深さが減じているが、なお往時の姿をとどめている。
この滝には、滝壺に金の鶏が舞い込んだという倉科様伝説が伝わっている。また吉川英治著「宮本武蔵」の舞台にも取り上げられ、小説では武蔵とお通の情念の恋の場として登場している。
滝に向かって左が男滝、右が女滝である。滝周辺は険阻のため、道はしばしばつけかえられ、幕末頃までの中山道は滝の下を通っていたものと思われる。現在滝上を通っている道が歴史の道である。

・長野県木曽郡南木曽町吾妻
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