長府毛利邸 (57 画像)
長府毛利邸は、長府毛利家14代当主の毛利元敏が、東京から帰住するため、この地を選んで建てた邸宅で、1898(明治31)年に起工し、明治36年6月2日に完成した後、1919(大正8)年まで長府毛利家の本邸として使用された。
その間、明治35年11月には、明治天皇が、熊本で行われた陸軍大演習を御視察の際、当邸を行在所として使用され、一部の部屋は当時のまま残されていて、往時を偲ばせてくれている。
また津軽家に嫁がれ、常陸宮華子妃殿下の御生母となられた久子様(元敏公の孫にあたる)も、この御屋敷で幼少時代を過されている。
邸内にある庭園は、池泉回遊式で苔・石・池・楓・灯籠等配置の妙は、新緑や紅葉の季節に一段と映え、しっとりとした日本庭園のたたずまいを感じさせてくれる。

・山口県下関市長府惣社町4-10
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