山内ヨネ生家 (2 画像)
野口英世の初恋の女性で、会津で開業した最初の女医と言われている山内ヨネが住んでいた家である。ヨネは会津藩の医家・山内立真の娘で立真は佐藤尚中の門人であった。父の死後、医者となって山内家を再興することを目指しており、英世のことを気に止める余裕はなかったのである。
しかし、英世の初恋は熱烈だった。上京後もヨネが忘れられぬばかりか、渡米してもなお心からその清らかなヨネの姿が消える事はなかったのである。後に、ヨネが医師と結ばれたと風の便りに聞いた時、英世は頬をとめどもなく流れ落ちる涙をぬぐおうともせずに次のようにしたためたという。
「真夏に飛び去る流れ星、誰がこれを追うものぞ。君よ快活に世を送り給へ・・・」

福島県会津若松市大町1

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